アダージョの森にはヤドリギが着いた樹木が多い。葉のある季節では分からないが、冬になるとそれがよくわかる。

丸いボール状の塊がヤドリギだ クマシデやコナラなどの木によくついている

橙色の実が着いていて、鳥たちがそれを食べると、糞が落ちて樹木の枝に着き、そこから芽生えてくる

そのヤドリギが何とか手に入らないものかとKさんご夫婦から相談を受けていた。ヤドリギは、着いているいる樹木本体から切り離して、土に植えても、育たない。着いている本体の樹木と一緒でなければ育たないという難しい木だ

ある日ふとしたことから、西側の桜の横に生えているズミの木に、小さなヤドリギの苗が育っているのを見つけた。それを掘り起こせば、ひょっとしてヤドリギが上手く育つのでは・・

冬の間は日程が合わなかったが、ようやく、今日掘り起こして移植することになった。

サクラの根にズミの根が絡みついていて掘りにくかったが、1時間ほどかかってようやく掘り起こすことができた。

右下に、わかりにくいが、小さなヤドリギがついている

ヤドリギが着いていない幹や枝を切り落とすと、何とか、車に乗せることができた。

それをKさん宅まで運び、庭に移植した。

ヤドリギの苗は途中で傷まず、無事植えることができた。果たして、上手く根付いてくれるだろうか。連休中は、毎日水をやり何とか、植え替えのダメージを少なくして養生したいとのことだ。

よかったよかった。

夕方は、ご夫婦と一緒に「国界」ラーメンを食べに行く

絶妙に柔らかいチャーシューが入ったラーメンは、八ヶ岳界隈では一番おいしいのではないかな。

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