オオバナノエンレイソウ (大花延齢草)
Trillium camschatcense
ユリ科 エンレイソウ属
早春に咲く白く大きな花で、実に印象深い。
花も葉も3枚できりりとした印象を与える、残念なことに、アダージョの森では個体数が全く増えない。
北海道広尾町に素晴らしい群落があるそうなので、一度訪れたいと思う。(https://pucchi.net/hokkaido/trippoint/hiroo-enreisou.php)
シラネアオイ (白根葵)
学名:Glaucidium palmatum Siebold et Zucc.
キンポウゲ科 シラネアオイ。日本固有種の1属1種である。
花弁は大きく 立ち姿も美しい、「貴婦人」の異名を持つ
今年は、元気に葉を展開していたのだが、あろうことか、4月28日の遅霜で大きなダメージを受けた
エイザンスミレ (叡山菫)
学名:Viola eizanensis
スミレ科 スミレ属
このピンク色のスミレ、葉が展開する前に咲いているが、アケボノスミレだろうか。
フデリンドウ(筆竜胆)
学名:Gentiana zollingeri
リンドウ科
足元で踏みつけてしまいそうなほど小さい。森のいたるところで咲いているが、群生はしない
ワダソウ (和田草)
学名:Pseudostellaria heterophylla
ナデシコ科 ワチガイソウ属
いつのころからか、春のアダージョの森で咲くようになった。雄蕊の粒が可愛い。個体数は少ないので大事にしなければ。
ワスレナグサ (忘れな草)
学名:Myosotis
ムラサキ科 ワスレナグサ属
何人かの花友の庭では、毎年こぼれ種で咲くというのだが、アダージョの森では、そんなことはなかった。ところが、庭をゆっくり回っていると、ワスレナグサの小さな花が咲いているではないか。特に湿り気が多いというところではないのだが、こんなところでワスレナグサが咲くのかと驚いた。
これならば、アダージョの森にも、こぼれ種で花が咲くという日が来るかもしれない。
ツルアジサイ
学 名 : Hydrangea petiolaris
ユキノシタ科
ツルアジサイの葉が勢いよく出てきた。毎年今年こそは花が咲くのでは、と思いながら、今年までまだ花を付けたことはない。
しかし、この葉の出具合では、本当に今年花が咲くかもしれないな、それを思うとワクワクする。